今回も兼続は活躍します。
第四回 「年上の女(ひと)」
越中で起こっていた
一揆を無事に鎮め、出陣から2ヶ月後に上杉軍は
春日山城へ戻ってきた。
景勝(
北村一輝)の館では、上田衆をはじめとした家臣たちと祝いの宴が催されていた。
初陣が果たせなかった樋口兼続(
妻夫木聡)は、
直江景綱(宍戸開)からの祝いの酒を景勝の家臣たちに振る舞う。
すると、
お船(
常盤貴子)は男に混じって杯一杯の酒を飲み酔ってしまう。
一方、華姫(
相武紗季)は
上杉謙信(
阿部寛)養子の
景虎(
玉山鉄二)に無事に帰陣したことへのお祝いの言葉を伝える。
謙信は
仙桃院(
高島礼子)と話しをしており、
景虎と華姫の婚儀を結ぶことを考えていた。
宴が終わり、兼続は
お船に景勝から何を話したのかと聞いた。
兼続は昔から泣き虫だと言うことを答えた。
なかなか、名誉回復はできないでいるよう。
上田衆の中でも、
景虎と華姫の婚儀の話しが話題に上った。
何かと比べられる
景虎と景勝の差が更に広がるのではないかという話しだった。
それならそうと、兼続は最大限のお祝いの品を贈ってあげようではないかと皆に勧めた。
しかし、男だけでは品定めができないと思い、兼続と
泉沢は直江の館へ向かう。
お船は兼続らの相談を受け、女子がいなければ品は定まらないと答えた。
府内湊にある商人に京からの品物を扱っていることを知っていた
お船は馬を借りて外を飛び出し、兼続と共に出かけてしまう。
府内湊で気に入るであろう品を見つけた二人は屋敷に戻ろうとすると、雨が降り出してしまう。
道中に小屋を見つけて雨宿りをすることに。
景虎と華姫との婚儀は無事に行われた。
景虎は人質として生きてきたが、これからは晴れて上杉家に入ることになった。
織田信長(吉川晃司)は京から将軍を追い出し、朝倉・浅井両氏を滅ぼしていた。
その信長は
羽柴秀吉(
笹野高史)と
岐阜城で、謙信のいる越後へ送る
洛中洛外図屏風を眺めている。
その絵に込められているのは、なぜ上杉は信玄亡き後の武田を攻め滅ぼさず、またよく行っていた上洛を果たさないのかということもあった。
そのとき信長は、絵師の
狩野永徳に対して武将の絵を付け足すように命じた。
屏風が越後の府内湊へ送られてきた。
御館に飾られた絵を見た謙信と景綱は、信長は何を企んでいるのかと考える。
兼続と
泉沢は、洛中洛外図を見に御館へ向かった。
すると、立派な屏風と共に信長からの使者である初音(
長澤まさみ)と対面。
初音の着物は
ポルトガルから送られたものであり、謙信に謁見するには失礼だと注意する。
すると、初音は信長は「決まり事は嫌いである」ことや「男女関係なくすぐれた人を使う」という面を強調する。
初音は二人に対し、屏風をよく凝らして見るようにと話す。
すると、謙信とおぼしき武将が上洛している姿を見つけた。
これは、信長が謙信に対して挑んできている証ではないかと感じた。
すると、兼続は御館から飛び出し
春日山城へ。
屏風絵のことについて、兼続は自分の考えを述べた。
すでに
室町幕府はなくなっており、京は信長の手中にあるのではないかと。
景虎も謙信と同様、京を支配する信長から挑んできたと考えていたようだ。
早速返礼の品を贈ることを謙信は決めた。
そのとき、兼続は使者として
岐阜城へ行かせてほしいと志願する。
景虎はすぐに首を斬られるだけだと忠告するが、初音と共に向かうことになった。
府内湊へ向かう砂浜は
上越市柿崎区の海岸で、実際にロケが行われたとのことです。
それにしても、「これはしたり」の台詞が多いですね。
新潟県では2つの「
天地人博」が開催されておりますが、今度は
上越市の「越後
上越 天地人博」に行ってみました。
会場は
上越市直江津屋台会館で、近くに
上越市立水族博物館があります。
上越市の旧市名でもあった「
直江津」は直江氏が名付けたものではなく、元々「直江の津」と呼ばれる港町であったということです。
屋台会館の外観。
上越市は
上杉謙信が居城とした
春日山城があったことから、謙信が大切にしていた「義」と兼継の「愛」にまつわるビデオが上映されていました。
謙信没後の後継者争いを巡る「
御館の乱」に関する展示もありました。
出演者に関する展示(タレントの顔など)は撮影禁止なのは
南魚沼市と同じですが、
NHKスタジオセットの再現(屋敷の一部)などが禁止されているのかどうかわからなかったので撮りませんでした。
大河ドラマに関する展示は、衣装(着物)や消えものなどの小道具もありましたね。
妻夫木聡さんや
北村一輝さん、
阿部寛さんなど主要キャストのサインはありましたが、華姫役の
相武紗季さんのサインがなかったのはとても残念。
あと、忘れてはいけない
Gacktさんのコメントもありましたよ(撮影禁止でした)。
これでは全く様子をお伝えできないので、撮影禁止のマークがなかった
毘沙門天だけ撮ることにしました。
この
天地人博の会期は、1月17日(土)から12月20日(日)までです。
入場料は、高校生以上600円(小中学生は300円)となっておりました。
直江津駅近くにある御館跡(現在の御館公園)も見てきましたよ。
その画像は、御館の乱の話しになってから公開することにします。
上越市ではほかにも、「謙信・兼続」検定を3月1日に行われるようです。
上越市「謙信・兼続」検定公式ホームページ
今度は
山形県米沢市の
米沢市上杉博物館で開催される「
天地人博2009」に行ってみたいですね。
上杉神社近くなので、是非とも。
天地人特集:新潟日報
天地人、直江兼続生誕の地 新潟県南魚沼市
天地人・上杉の智将 直江兼続
越後上越 天地人博 | 謙信の「義」、兼続の「愛」、越後の「誇り」
天地人の時代-ふくしまと直江兼続-