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鹿男あをによし 第一回

奈良が舞台のドラマがスタート。

第一回 「しゃべる鹿の秘密!古都を巡る恋と冒険」

卑弥呼(大塚寧々)は、鹿たちに頼み事をする。

自分の力を引き継ぐ人間が現れなかったので、かわりに使命を果たしてほしいと言う。

海底に潜む巨大ナマズが、ひれを叩くと地響きが起こった。

すると東京をはじめ、各地で地震が頻発。

富士山直下型らしく、過去の文献(宝永噴火や安政三大地震などが発生した)からして大噴火が起こると専門家が予測。

内閣総理大臣夏八木勲)は、その話を聞いていた。

すると総理は、ナマズが書かれている画は何かと聞いた。

その絵は、安政の江戸地震の際に書かれた「鯰絵」と呼ばれる地震よけのお守りだという。

描かれた当時、地下にナマズ地震を引き起こすと考えられていた。

小川孝信(玉木宏)は大学の研究室で働いていた。

しかし、同僚の研究でトラブルを起こしてしまい、大学を追われることに。

その理由は、細かすぎる事だという。

教授の薦めで、奈良の女子高で講師を務めることになった。

それ以前にも、小川はついてない人生を送っていた。

剣道の全国大会で都の代表で出る事になり、必勝祈願で鹿島神宮でお祈り後骨折。

高校受験前、池にワニがいるのを目撃。

近寄りすぎて池に落ち、間に合わず棒に振ってしまう。

就職先が内定し、入社式の日に会社が不渡りを出して就職が叶わなかった。

そして、現在の大学で世話になっていた。

小川は、奈良へ向かうことを彼女(山口紗弥加)にに話す。

すると結婚の話しをし始めるが、小川ではなくライバルの野口(手塚とおる)との間で進めていた。

ごめんなさいと告げられ、またもや不運が襲った。

小川は京都を経由して奈良へ向かうことに。

東京駅八重洲口へ向かうバスに乗り込もうとするが、間に合わず雨に濡れる。

タクシーに乗り換えたが、デモ隊に遭遇し途中で降りる。

東京駅から東海道新幹線に乗ろうとするけれども、またもや間に合わず。

やっと新幹線に乗る小川。

車内販売をよけるために立っていたが、子供にソフトクリームをワイシャツに付けられた。

今後は座席に座ると、大柄な男二人が窓側と通路側に座る。

二人が弁当を二つずつ車内販売の売り子に注文。

小川も一個頼もうとしたのに、売れ切れてしまった。

京都駅を降り、今度は近鉄奈良線に乗り込む。

車内でまたもやソフトクリームを持った子供が現れた。

付けられるかと思いきや、女性の服についてしまった。

奈良市へ着いた小川。

目的地までの道のりを奈良公園などを歩く。

すると、そんな彼を見ている鹿が一頭いた。

下宿先に到着した小川(下宿前に鹿がいた)。

そこには、近鉄奈良線でアイスを付けられた藤原道子綾瀬はるか)がいた。

また、下宿先の孫で女子校で教える福原重久(佐々木蔵之介)の姿もあった。

小川は上半身を脱ぐと、女性が下宿に戻ってきた。

奈良線に乗っていた、奈良女学館で歴史を教える藤原道子だった。

地震は小川が湯船に浸かっているときでも発生。

ニュースでは地震のニュースが再び流れていた。

朝早くから下宿から女子校(奈良女学館)まで歩く小川。

またもや、一頭の鹿は彼を見ていた。

すると、藤原が後を追う。

奈良漬けや柿の葉寿司など、奈良の名物を話し始める。

教頭の小治田史明(児玉清)と対面する小川。

女子校での教員生活が始まった。

小川は、1-Aで教えることになった。

最初の授業は自己紹介をする事に。

しかし、堀田イト(多部未華子)の姿がない。

彼女の番を飛ばそうとするときに、教室へ入ってきた。

小川は、堀田が何故遅れてきたのかについての理由を聞き出す。

すると、鹿が駐禁をとられたと言う。

余りにもおかしな話に首をかしげると、堀田は「マイカーじゃなくて、マイ鹿。つまり自分の鹿がいる。」と続けた。

近鉄奈良駅のマイカー置き場で駐禁を取られたと真顔で話し、奈良だったら誰でも知っていることだと話した。

堀田の母親が駅前の「VIVRE(奈良ビブレ)」まで鹿に乗って買い物したらしい。

職員室に戻ると、マイ鹿の話しをする。

その話しは嘘だということが分かり、小川が「新参者を馬鹿にするにも程がある」と怒り出す。

そんなときに、藤原がかりんとうを差し出す。

すると、溝口が堀田を呼び出す。

冗談を本気にする先生が鵜呑みにするからと、悪びれた様子がない。

下宿に戻る小川ら。

房江(鷲尾真知子)が一通の手紙を小川に渡す。

母親からで、封筒の中には鹿島神宮で買った勾玉が入っていた。

すると、重久はお守りにつるせるようにひもを付けた。

マイ鹿のことについて話が及ぶと、堀田はそんなことをいう子ではないと重久。

今度は、鹿島神宮のことを藤原が話し始める。

鹿島神宮鹿嶋市にあり、小川の祖母の家があるという。

鹿島大明神春日大社のご祭神であり、白い鹿に乗って奈良へやって来たと言われているという。

それから、奈良では鹿は神に仕えているから大事にされてきた。

奈良と小川の繋がりはあったと、口を揃える3人。

翌朝。

小川が教室にはいると、彼に見えるよう黒板に「チクリ」と書かれていた。

授業中にざわつき始めると、いらつき「くらないことをするな」と注意する。

商店街を歩く小川。

洋品店前で鹿に遭遇すると、避けるように店内に入って商品を物色する。

3枚1000円のパンツを見る姿を、外から鹿は観察していた。

ある公園に行き、母親からの手紙を読み始める。

文面には、「まが玉は角を立てずに、物事を丸く収める象徴であるといわれています。・・・お守りに使ってください。」と書かれていた。

小川はまが玉の穴で覗くと、彼を眺めている鹿がいた。

子供の頃に鹿島神宮の階段を転ぶ夢を見た小川は、急に目覚めた。

女学館の教頭が眠い表情の小川に話しかける。

調子はどうなのかという問いに、まあまあだと答えた。

教頭が持ち場に戻ると、藤原は「彼はリチャード」だと言った。

ダンディーな教頭が何故リチャードなのかということを聞かれることもなく、リチャード・ギアに似ているから生徒があだ名を付けた。

藤原は「かりんとう」と呼ばれている。

それは、いつも黒かりんとうを食べているからだ。

それには、小川も納得。

小川が教室に入ろうとすると、先生らしき女性(柴本幸)が通りかかった。

教室にはいると、黒板に「パンツ三枚千円也」と書かれていた。

前日にパンツを買っていたことを、何故か知られていることに。

これを見た小川は、「いいかげんにしろ。こんなことをして何が面白い。」と怒りを露わにする。

チクリではなく、自分のことを棚に上げて逆恨みするのは最低の人間がすることだと小川。

小川は堀田の名前を呼び、「俺に言いたいことがあるなら、こそこそしないではっきり言え」と言った。

すると立ち上がり、「いくら何でも3枚1000円は安すぎだと思います」と答えた。

憤った小川は、教室を去ってしまう。

下宿で夕食を食べる3人。

すると、藤原は小川を奈良の案内をしたいと申し込む。

一人にしたいと小川は言うが、そういう町なので是非と言われて断れなかった。

疲れ切っている様子の彼は、嫌そうな表情をみせた。

翌朝、藤原が奈良を案内する。

まずは、朱雀門

平城宮のメインゲートに位置する門らしい。

原っぱのように見えるが、全て平城宮跡で、発掘調査にはあと100年はかかるという。

次は、春日大社

春日大社は、平城京を守るために造られた神社。

タケミカズチノミコトが祭られている神社であるという。

歴史的史跡を案内する藤原が話す歴史が止まらない。

夢中になるとずっつはなし続けるらしいが、小川は退屈にならずに聞いていていた初めての人だと言った。

今度は山に案内する藤原。

付き合っていた小川を、一頭の鹿は見ていた。

山に登る二人。

藤原はずっと話しっぱなしで、小川に大学で何の研究をしていたのかと質問する。

小川はすぐに答えなかったが、藤原は話しを続けた。

ほしいものが目の前で売り切れていたりと、今までついていない人生を送っているが、奈良がやっぱり好きだという。

小川は大学の研究室で呼ばれていたあだ名を明かす。

「神経衰弱」と呼ばれていて、トラブルがあってからは長いこと孤立していたと告げた。

しかも、奈良行きの前に彼女から「結婚相手はあなたじゃない」とまで言われ行き場所がなくなっていた。

藤原は小川に同情する。

が、彼女はちょっと勘違いをしているようだ。

ある日好きだった彼から招待状が届いた。

ほかの女性と結婚することなどを聞かされていないので、これはサプライズなのかと。

そこで、招待客なのに用意していたウェディングドレスを着て参加してきた。

すると、披露宴には本物の花嫁がいるにもかかわらず。

彼は藤原と付き合っていたと感覚は全くなかった。

そのことを全く気づかなかった藤原は、小川と似ていると言う。

しかし、小川は「似てないだろ」と否定。

藤原は話を変え、山の上から見る奈良が好きだとか、10年後を想像するとか言い出す。

色々話を出してくるのは、小川を慰めようとしているからなのか。

小川の授業が、いつもの教室で始まる。

すると、黒板には「かりんとうとラブラブ」と書かれていた。

小川は、堀田を放課後に面談室に来るように告げた。

面談室で、小川は堀田に謝った。

告げ口したつもりはなかったとも言った。

彼は自分に何か問題でもあるのかと聞くが、何もないと無表情のまま。

「俺のことが嫌いなのか」と言うと、嫌いですと即答。

細かすぎるのが嫌いな理由だと聞かされると、大学の研究室でも同じことを言われたことを思い出してしまう。

小川は奈良公園に入り、買ってきた鹿せんべいを食べる。

すると、食べた鹿せんべいを一頭しかいない鹿に食べさせる。

鹿がかじったのを更に食べる小川。

明くる日、授業が始まった。

小川の正面(生徒から見て後方)にある黒板には何も書かれてなかった。

しかし振り向くと、「鹿せんべいそんなにうまいか。」と書かれてあった。

誰にも見られてないのに、何故そう書かれていたかを考える。

すると、堀田が声を出して「鹿せんべいそんなにうまいか」と言った。

小川は「なぜだ」と繰り返し自問自答した。

下宿に戻る道中でも、「なぜだ」と繰り返す小川。

そんな彼を鹿はずっと見ていた。

下宿に戻ると、小川は寝ようとした。

しかし、一睡もできなかった。

朝、小川は奈良公園へやって来た。

すると、一頭のメス鹿が2頭のオス鹿を引き連れて彼の所へ。

鳴き声に腰を抜かしてしまった小川。

そんな彼に鹿(声:山寺宏一)は、「鹿せんべいそんなにうまいか」と話しかけられた。

「さあ、神無月だ。出番だよ、先生。」

過去と奈良で起こった出来事を振り返り、本当に神経衰弱になったと思った28歳の小川。

しかし、鹿に「おい!」と声をかけtられる。

神無月だからなのかどうか分からないが、鹿の使いになった小川。

果たして危機(巨大なまずが起こす揺れ)を救うことができるのか?


それにしても、鹿がどこにでも出てきますね。

本物とCGと合わせて。

奈良には、至る所に鹿がいるのでしょうか?

何せ、行ったことがないので・・・。

玉木宏は、綾瀬はるかと一緒に今朝のめざましテレビに出てましたね(1月4日は上野樹里と一緒に出てた)。

のだめカンタービレ in ヨーロッパ」と「鹿男」のロケが同時進行だったようです。

千秋真一は天才的で俺様な指揮者なのに、小川孝信はついてない男の役。

全く違う役どころが見物でしょうね。

柴本幸が少ししか出てませんでしたね。

あと、藤井美菜がどこに出ていたのかも気になります。

鹿男あをによし - フジテレビ

万城目 学
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ドラマ化決定おめでとうございます。
すっごく面白かった。森見さんの作品よりも読みやすいので読む人を選ばないかもしれない。森見さんの作風は、どうも好き嫌いがハッキリするようで……。とくにライトノベル好きの世代にはあまりウケがよろしくない。ってここは万城目さんのレビューでしたね。申し訳ない。読んでいるうちにこの物語が本当の歴史なんじゃないかと錯覚に陥ってしまったのは私だけだろうか?それにしても、久しぶりに引きこまれる小説を読んだ気がする。あっという間に読み終わってしまった。なんだか虚しい。この作品をドラマ化すると……CGだらけになりそうな予感。どうなるのかな。期待しています。さーて、次は「ホルモー六景」(角川書店)だ!
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鹿男あをによし(出演 玉木宏、綾瀬はるか)