遂に、オカンが上京。
東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン 「オカン上陸」
雅也(
速水もこみち)は何も考えずに、栄子(
倍賞美津子)の上京を勧める。
60過ぎのオカンにとって何も身よりもない東京生活には、オトン(
泉谷しげる)も気にかける。
東京へやってきた栄子。
雅也は新しい住み処を案内する。
駅のちかくにあって、下はボウリング場。
何かと、騒がしい新居のようです。
栄子はぬかに漬けるための野菜を買うけれど、東京は単価が高いことを実感。
雅也と栄子の親子生活が再び始まります。
雅也が残した朝ご飯を
バカボンこと山田耕平(
柄本佑)が食べる。
そこへ雅也がやってきたが、穴の開いたズボン(
ジーンズ)が縫われていた。
電話がかかってきて雅也が出る。
声の主は佐々木まなみ(
香椎由宇)だった。
バカボンが彼女だというと、いきなり受話器をとって話し始める。
まなみとのデート。
雅也の
ジーンズには、変なものが縫い込まれていた。
オカンに会いたがるまなみとは対照的に、雅也は色々と都合をつけて顔を見せようとしない。
でも、折れてオカンに会わせる。
雅也が以前住んでいたアパートの住民らに食事を振る舞う栄子。
鳴沢にも食べさせようとするけれども、仕事が忙しいのでそれどころではない。
雅也は鳴沢に出しているイラストの仕事が遅れ気味なので、デスクに責められる。
そして、仕事は切られてしまう。
それから雅也はスランプに陥ってしまう。
相変わらず、栄子は必要以上の食事を作る。
いつもおいしいおいしいと言ってくれているので、お客がいつ来るかどうか分からないからなのだそう。
雅也はそれが鬱陶しくなり、「ここは俺の家だ。誰の金を使っているん?」と言い残して家を出る。
雅也は以前住んでいたアパートへ。
手塚修一郎(
石黒賢)は雅也に告げる。
『お母さんがでっかいツボを持ってきて上京してきた覚悟を
マー君も分かってあげたら。』
手塚は田舎の福島に帰る事ができない身分であるから、オカンの重要さを知ってほしいと思っての言葉なのだろう。
オカンしかいない家に、まなみがやってくる。
栄子は、自分の中での
マー君は18歳のままで止まっているのだと言う。
雅也が家に戻ってくる。
栄子が持ってきた古びた箪笥を開ける。
すると、卒業証書や過去に描いたイラストを集めたファイルを見つける。
オカンは、
マー君の事をずっと気にかけていたに違いない。
栄子は家に戻ってくる。
雅也は、「これからはオカンと俺の家たい。死ぬまで東京にいたらええ。」と言います。
オカンもこれからの住処を考えていたのだが、やはり息子の元が一番落ち着くとの答えだった。
親子というものは、何年経っても変わらないものですね。
オダギリジョーと
樹木希林が出演する
映画版のロケ地は
宮城県栗原市にあるそうなのですが、そこが保存されてテーマパーク化されるらしい。
Yahoo!ニュース - スポーツ報知 - 映画版「東京タワー」のセット保存公開へ
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フジテレビ ドラマ 東京タワー
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー(中川雅也)原作の本。
蕾 (初回限定盤)(DVD付)