日曜劇場「華麗なる一族」第五話

万俵家のゆくへは？華麗なる一族「運命を分ける死」入院中の衆議院議員大川一郎（西田敏行）が絡んだスキャンダルをリークした万俵大介（北大路欣也）。大川は犯人捜しに必死になるが、病状を悪化させてしまう。万俵家長男の鉄平は、妻の早苗（長谷川京子）とともに最期を看取る。大川は、最後まで誰が流したのかが分からないまま死を迎えた。一方のリークした大介は、大蔵省の春田銀行局長とゴルフに出かける。それを知った鉄平は、「葬儀に中座することは何事か」と憤る。すると、万俵家執事の高須相子(鈴木京香)は、「早苗さんのお父様の葬儀に時間をかける程お暇ではない」と言いますね。それに、また鉄平は怒ります。三栄銀行との合併話を取りやめた大介は、４銀行との提携・合併を目論む。そんな話をしていた中に、鉄平が。大介に葬儀のことについて問いただす。大介と相子がベットで寝る。佐橋家と閨閥作りを強化すれば良いという。相子は、弟である徹と会う。彼は、万俵家に仕えるのはやめて再婚した方が良いんじゃないかと進言する。アメリカに渡って結婚に失敗した相子は、誰にも真似できない人生を送りたいと返す。他人の忠告を聞き入れない頑固な人間ですね。万樹子（山田優）は寧子（原田美枝子）と話していた。そのあと、気になっていた大介の寝室を覗いてしまう。そこにはベットが３つあったことを知ってしまう。すると、相子がやって来る。夫の銀平（山本耕史）が知らない過去の秘密を晒すと脅す。大学時代に妊娠して堕ろしていたことを・・・。早苗も帰ってきて、鉄平が鶴田芙佐子（稲森いずみ）と何度か会っていることを告げる。「大川先生が亡くなられた今、早苗さんは万俵家とは関係なくなっていますから」などと言うと、絡んでくるのもいい加減にしてほしいと思うようになる。一族の関係を壊しているのは、閨閥作りをしている高須相子本人なんですね。ドロドロしたまま大晦日を迎える。いつものように万俵家は、志摩観光ホテルで会食。二子（相武紗季）の閨閥について、相子が佐橋総理のおいごを紹介する。嫌がる様子を見て鉄平はやめさせる。鉄平は美馬中（仲村トオル）に、リークについて聞く。あとで調べるよと、素っ気ない返事。キジ打ちに出かける朝、美馬の妻一子（吹石一恵）は鉄平に三栄銀行の闇献金のことを聞かされる。大介と美馬はそのこと隠していたのだ。そして、キジ打ち。鉄平が銃を撃つと、そこには銃弾に撃たれた大介の姿が。わざと撃ったのではないと鉄平は詫びるが、相子は殺そうとしたのねとはっきりと言ってしまう。結局、大介の命に別状はなかった。鉄平がしてしまった以上は、隠すわけにはいかない。美馬が真実を全て話す。すぐ伝えるべきではなかったかと言い残し、鉄平と早苗は早々とあとにする。万俵家の邸宅に戻ってきた鉄平に悪い知らせが。阪神特殊鋼は、アメリカンベアリング社からの契約の取り消しを言い渡された。 1968年の年明けから、鉄平は荒波に飲み込まれます。金融再編劇の最中、阪神特殊鋼の行く末はどうなるのでしょうか。来週は、阪神銀行頭取の非常な決断が予告で流れていました。系図でみる近現代第34回華麗なる一族・神戸の岡崎財閥　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　志摩観光ホテルが舞台となった「華麗なる一族」木村　拓哉主演で２００７年１月よりスタートします。