次週から新章の幕開けとなります。 大河ドラマではあまり見られない構成ですね。 大河ドラマ「龍馬伝」 龍馬伝 NHK高知放送局「発進、龍馬伝」 Amazon.co.jp: 龍馬伝
大河ドラマ「龍馬伝」第13回
吉田東洋に足蹴にされた武市半平太は龍馬に・・・。
第13回 「さらば土佐よ」
武市半平太(大森南朋)は、土佐藩参政吉田東洋(田中泯)に願い入れをした際、足蹴にされる醜態をさらしてしまった。
足蹴にされた苦しみから逃れるため、見舞いに訪れた坂本龍馬(福山雅治)に殺せと命じた。
同じ頃、吉田東洋についている後藤象二郎(青木崇高)は岩崎弥太郎(香川照之)に対し、坂本を殺せと命じる。
昼間、岩崎は龍馬を誘う。
お茶屋で雑談をし、龍馬は用事があり一旦その場を離れた。
その隙に、弥太郎は毒を茶に仕掛けた。
しかし、弥太郎は龍馬が毒死する場面を想像してしまい、結局は龍馬に飲ませなかった。
後に、後藤象二郎から殺せとの話があったことを告げられた。
龍馬は吉田東洋に話をする事にした。
その際に話が通らなければ斬ると、半平太に告げていた。
東洋に進言する龍馬。
その際に話したのは、上士と下士とで土佐が二分する事を避けるため武市を城に入れることであった。
東洋はこれに答え、武市を足蹴にしたのは無能だからだということだ。
岩崎家に吉田東洋からの使者が訪れ、後藤象二郎との一件に関する事は不問であるということを告げた。
武市は三人の武士を呼び、ある企てを謀っている様子。
龍馬は脱藩するようにと誘われていた。
そのことが気に掛かっているようで、坂本家の中でも考え事をしていた。
兄の権平(杉本哲太)は龍馬の部屋を探り、脱藩の方法を示した地図を見つけた。
それを見た姉の乙女(寺島しのぶ)は、ようやく龍馬の行くべき道が見つかったと喜ぶ。
しかし、脱藩して見つかれば斬首刑に問われ、家族も安泰とは行かない可能性もある。
龍馬は武市に、吉田東洋はそれ程気に障ってなかった様子だと告げた。
東洋は斬れなかったが、その役目はもう終わっていた。
武市は過去の話を持ち出し、もはやあの頃の自分とは違うと龍馬に打ち明けた。
土佐に残る理由はなくなったと悟った龍馬。
龍馬は弥太郎の元をなにげに訪れた。
算盤を見て商売に興味があるといい、弥太郎は世渡り上手だと帰した。
その言葉に、龍馬は世渡り上手であればずっと土佐にいると明かす。
家に帰った龍馬。
部屋に戻ろうとすると、明かりが見えた。
姉が袴を繕っていたのだ。
話はすでに家中に知れ渡っており、兄の刀も渡された。
龍馬がいなくなった坂本家では、権平は才谷屋に行くと話した。
上士の台所は火の車であるから、台帳を抑えておけば坂本家に手は出せないだろうとの算段だ。
強い雨が降っている最中、吉田東洋に斬りかかってくる三人の下士が現れた。
東洋は振り切ろうとするが、まもなく斬られてしまった。
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