大河ドラマ「龍馬伝」第1回
岩崎が見た龍馬像とは。
龍馬伝は、土佐出身で明治時代に実業家として名を馳せた岩崎弥太郎が、新聞記者から同郷の坂本龍馬について聞かれ、彼の生い立ちを語る話しです。
「伝」とついているのはそういった理由だからなんですね。
岩崎弥太郎役は香川照之で、先週の同じ時間には明治の有名な俳人を演じておりました。
ナレーションをされる方はいないようで、香川さんが全話に渡って語ります。
大河ドラマらしく、まずは幼少期から始まりました。
弱虫な龍馬(濱田龍臣)は兄(杉本哲太)から叱責を受けます。
今回は「上士と下士」ということで、土佐藩の武士の階級の違いというものをみせました。
上士が歩いていると下士は道を譲らなくてはならず、そうしないと手打ちになりかねないことを坂本八平(児玉清)から教わるシーンも。
幼少期の龍馬が上士に斬られそうになりそうなところを病気がちな母(草刈民代)が助け、その後亡くなります。
それが生かされたのは、大きくなった龍馬(福山雅治)が上士の手から岩崎弥太郎を助けだすということ(嘉永五年)。
「つまらんことで命を捨てるな」と、身を張ってまで何とか説得を試みました。
平井加尾(広末涼子)は收二郎(宮迫博之)の妹で、幼少より龍馬を気にかけている。
下士のまとめ役である武市半平太(大森南朋)は酒宴の席で二日酔いだったことを責め切腹するとまで言い出す、まじめな人物。
次週も楽しみですね。
ただ、福山龍馬のイメージが定着するのはもう少し時間がかかるかも。
大河ドラマ「龍馬伝」
龍馬伝 NHK高知放送局「発進、龍馬伝」