兼継は蟄居を解かれることに。
第8回「謙信の遺言」
ようやく七尾城を攻め落とすことができた越後の上杉軍は、更に加賀まで兵を進めた。
手取川で対峙することになり、
景虎(
玉山鉄二)と景勝(
北村一輝)ら家臣たちは挙兵を進言する。
しかし、敵方は
織田信長(吉川晃司)の
重臣柴田勝家(
菅田俊)で、武器は鉄砲を主に使用していたことから敵陣にそのまま攻め入るには多大な犠牲が出ると謙信は考えていた。
そこで、時を待つようにと命じることに。
上田庄の雲洞庵に蟄居していた樋口兼続(
妻夫木聡)は、鈴の音が聞こえてくるのを感じ取った。
すると背後に初音(
長澤まさみ)が現れた。
初音は兼続に、上杉軍が織田軍に勝利したとの話しを始めた。
雨が降り出したときに出陣を始め、夜襲をしかけた。
雨で使えなくなり、鉄砲三千丁で迎えた兵は為す術なく上杉方の優勢になった。
しかし、上杉がなぜ後追いをしなかったのかが釈然としない様子。
義を貫く謙信よりも、信長の方が強い男だと初音は話す。
春日山城に戻った謙信。
ある夜琵琶を一人で弾いていると、弦が一本切れてしまう。
すると、謙信の体に異変が。
雲洞庵の北高全祝(
加藤武)は、兼続に
春日山城へ出仕せよとの命があったことを告げる。
与六が二度目の出仕となるりまた寂しくなると、こぼす。
兼続が
春日山へ戻ることに。
すると、与七(
小泉孝太郎)は景勝に仕えたいと申し出る。
父の
樋口惣右衛門(
高嶋政伸)は、連れて行くようにと兼続に勧める。
春日山城に入った兼続は、
泉沢秀久(東幹久)ら上田衆と再会を果たす。
また、景勝にも再会を果たした。
関東出兵前、
春日山城には六万もの兵が集まっていた。
景虎は天下に名乗りを上げるときではないか、と進言する。
しかし謙信にはそのような考え方はなく、あくまで
足利将軍家の再興のために京へ上り、再び越後へ戻る考えであると明かす。
あくまで義の為に兵を進め、信長のように欲のままに生きる事はしないようだ。
ある夜、謙信は兼続を呼び出す。
杯を交わし、兼続こそが唯一の弟子であると告げた。
謙信が琵琶を弾いていると、体の様子に異変が生じてきた。
すると、動けなくなってしまった。
兼続が景勝に出仕することになったエピソードが出てきましたね。
『北斗七星の如く殿のお側について参ります』という言葉はもう何度か出てきています。
また、幼少時の与六が母のお藤に分けた菓子も出てきました。
次週は「謙信死す」のタイトル通り、謙信亡きとの上杉家はどうなってしまうのでしょうか。
それにしても、初音の登場シーンはあまりにも不自然すぎ。
七尾までならいいけど、上田庄まで来てしまいましたね。
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