長きにわたる戦いが始まります。
第39回 「
川中島!龍虎激突」
遂に、越後の
長尾景虎(ガクト)が出陣を開始した。
目的は
信濃を支配しようとする
武田晴信(
市川亀治郎)を成敗するため。
出陣前には
護摩を焚いて
毘沙門天に祈る。
アフレコ『世の乱れをただしたまえ。不義なるものを打ちのめしたまえ。我に力を与えたまえ。』
村上方だった塩田城に本陣を敷く武田勢。
越後が動いたとの情報を得て、軍師の
山本勘助も備えを始めていた。
一方の長尾軍にも軍師の
宇佐美定満(
緒形拳)がおり、勘助の策略の裏を掻くように進言する。
八月の
晦日に長尾軍は正面を突く戦略で攻め始めた。
宇佐美の策は当たり、武田軍は防戦一方となった。
長尾軍は深志城に兵を進め、晴信が進軍してきたところを狙う策に出た。
多くの兵を失っている武田勢は本陣を守りきれずに
刈谷原城を捨てることになった。
ところが、晴信の命に背いた諸角虎定(
加藤武)は明け渡さずに籠城する事にした。
それを知った
景虎は、すかさず引き揚げた兵を戻すことになった。
本陣では、晴信の弟・信繁が援軍を出すことになった。
勘助はすかさず、深志衆が寝返りを防ぐために夜討ちを仕掛けることになった。
長尾景の本陣でも夜討ちが知らされ、越後へ引き揚げることになった。
刈谷原城に入った信繁は、諸角を殴りつけた。
本陣に戻ると、晴信は何故下知に従わなかったのかを問う。
諸角は、自分は齢70を過ぎ長らく生きてもう役に立たないのではないかと言った。
「役に立つか立たぬかどうかを決めるのはこのわしだ。」と晴信は言い、成敗をしなかった。
一旦は引き揚げた長尾軍だったが、八幡あたりで兵を
犀川まで戻した。
それを知った晴信は遂に、自ら姿を現した。
いつまでも隠れることは、士気が下がると思ったのだ。
両岸で対峙する両軍。
勘助は「どちらかが動き出せば負けにござりましょう」と、晴信に進言。
両軍の睨み合いが続くなか、
景虎が動き出した。
武田が最もよく見えるところまで動いただけだった。
そこへ宇佐美がやってきて、こう告げた。
「敵の姿がようやく見えた」
こうして天文22年9月
20日に長尾軍は越後へ兵を引き揚げることになり、第一次の
川中島に戦いは終わった。
Gacktの
景虎は白馬に乗ってますね。
栗毛の馬が多いので違和感があるけれども、見れば見るほど感じなくなりますね。
今週の
風林火山紀行は、
善光寺。
長野市に行く度に立ち寄っていますよ。
大河ドラマ「風林火山」
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