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第三十回 「天下への道」
先週の放送において、武田家は信濃守護小笠原長時との戦いに勝利しました。
その頃、越後においても大きな争いなろう出来事がありました。
というより、長尾景虎(Gackt)についてのことばかりでしたね。
越後守護上杉定実(さだざね・鈴木瑞穂)の仲介により、長尾晴景(戸田昌宏 )にかわって景虎が長尾家の家督を継ぐことに決まった。
景虎は幼い頃より荒々しい性格であったために林泉寺に入れられた経緯があったが、兄が病弱であったために世間に戻されることになった。
その後、晴景は没する事になる。
桃は長尾政景のもとへ嫁ぐという。
和睦のため、同族のためといった理由からであった。
政景は晴景側についたためでしょうか。
直江実継は、娘の浪を景虎の侍女とさせた。
ある夜、寝床の支度ができたと浪が伝えてきた。
「下がってよい」と景虎が言っているにもかかわらず、浪はその場を離れなかった。
夜時をともにしたかったらしい。
「さては、そなたの父に言いつけられたか」
「そうではありませぬ」
「何故、皆欲を捨てぬ」
いずれ長尾家が統一する越後の国においては、琵琶島城(現在の新潟県柏崎市)を根城にする宇佐美定満(緒方拳)もいた。
長尾家につかず、景虎の様子を伺っていた。
根来寺には津田監物がおり、甲斐へ鉄砲を100丁買うと言った。
鉄砲の手ほどきを連れの者に習わせ、港の手配をするために駿河の今川義元(谷川章介)のところへ向かう。
先の戦において、村上義清(永島敏行)に認められた平蔵(佐藤隆太)。
矢崎十吾郎の館に戻ると、ヒサ(水川あさみ)の嫁ぎ話が出ていたようだ。
それを矢崎は断り、ヒサを妻にしてほしいと言ってきた。
ヒサの過去を知っている故の決断であった。
「晴信殿は人がもっているものをすぐにほしがるのう」
鉄砲の積み卸しのために港を使ってもよいと承諾される。
まもなく、義元と雪斎は席を離れる。
寿桂尼によると、北の方の具合がよろしくない。
その上、三河の織田とも戦っているという話をする。
今川でも話がでた北条勢。
河越城にいた北条氏康(松井誠)は、上州へ逃れた関東管領上杉憲正(市川左團次)を更に攻めようとしていた。
しかし、関東管領の家臣長野業正によって越後からやって来る長尾景虎の実体が見えないために兵をうかつに出せないという。
甲斐へ戻った勘助は、駿河での話を晴信に伝える。
鉄砲を調達できたときには、越後の長尾景虎の元へ商人として向かうと言う。
その前に、晴信は小笠原の根城である林城を攻める事を明らかにした。
相木と真田が調略しているとのことだった。
信濃を越えて越後へとすすみ、2つの海を持たせたいと願う勘助。
次週は、天下に憚る敵の器を見定めるようですね。
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