志賀城攻めで、武田がとった策は・・・。
第26回 「苦い勝利」
天文16年、
信濃佐久郡の志賀城主である笠原清繁(ダンカン)が武田家に向けて兵を挙げた。
笠原の背後には
関東管領上杉憲正がおり、呼応して挙兵するかもしれないということ。
武田晴信(
市川亀治郎)からその旨の書状が送られてきて、
板垣信方(
千葉真一)は
山本勘助(
内野聖陽)は
上原城にてその状況を知る。
晴信は、相木市兵衛(
近藤芳正)ら
信濃先方衆を集めた。
笠原城攻めについての策を練った。
相木は葛尾城の
村上義清(永島敏行)のもとへ笠原の援軍をやめるよう説得させることにした。
実際に笠原に要請されていたが、逆に武田家を攻めると言って聞き入れた。
越後の
栃尾城にて、
長尾景虎(
Gackt)が家臣から挙兵を促された。
景虎様が兄上よりもこの国を治めることの方が良いと言う。
しかし、
景虎は兄上を斬ると不義なる者に成り下がると固辞する。
それでも、城へ攻めてきた兵を討ち落とす。
真田幸隆(
佐々木蔵之介)のもとへ平蔵(
佐藤隆太)が捕らえられた。
幸隆に味方したいという平蔵であるが、村上の家臣から間者となれという命令が出ていた。
上杉憲正の援軍は、小田井原にて甘利と板垣の軍勢が討ち取った。
村上の援軍も期待していた笠原だったが、これで志賀城は孤立した。
なおも攻撃の手を緩めない武田の軍勢。
晴信は情けは無用と、志賀城攻めを仕掛ける。
そこへ甘利から軍師として勘助が何か申せと言われ、降伏させるよう進言する。
しかし、戦わずして勝つ策が続けばまたもやその兵がまた反旗を翻すという。
此度も力攻めで落とすことにはかわりはなかった。
勘助は降伏させる事を了承されたが、晴信は上杉方の兵士の首を志賀城の周りを囲めということも命ぜられた。
しかし、笠原は籠城を続けて滅ぼされる結果となった。
兵は残らず殺され、捕らえられた人間は甲斐の府中で売られてしまった。
何ともむごいやり方であった。
相木は幸隆と勘助に対して、此度の戦では晴信の命により村上に内応してしたことを明らかにした。
人質が甲斐にいれば、従わざるを得ない事であった。
この戦で、小山田信有(
田辺誠一)は当時
海ノ口城にいた姫を褒美としてもらうことができた。
甘利と板垣は負けを知らない晴信に危機感を抱く。
また、強がっている晴信も諏訪で
由布姫(
柴本幸)には弱みを見せる。
村上の間者と相木に見破られた平蔵。
矢崎十吾郎のためとはいえ、今後どうなるのか。
今回の勘助は、酷な役目を引き受けましたね。
策と力の両面が合わせば、兵は強かったかも。
どちらかが偏りすぎると、家臣たちが不安になるのでしょう。
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