やはり、原作を観賞前に読むべきでした。
1987年に刊行された
村上春樹原作を、
ベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督が2010年に初めて映画化した「
ノルウェイの森」。
以前より気になっていたので、映画を見に行ってきました。
キズキ(
高良健吾)、直子(
菊地凛子)は幼馴染みで恋人同士。
その二人にワタナベ(
松山ケンイチ)の3人で遊ぶことが多かった。
そんななか、キズキは突然車の
排気ガスを吸引して窒息(
一酸化炭素中毒)で自殺を図ってしまいます。
高校生だったワタナベはそのことを忘れたいと思うようになり、早くこの町から離れて東京の大学へ進学したい一心だった。
1967年、
安保闘争の最中に東京の大学に進学したワタナベは、偶然直子に再会する。
そこでたびたび会うようになり、彼女と親密になっていく。
また、学内で緑(
水原希子)とも知り合う。
恋人がいる緑であったが、ワタナベの行動が気になり、好きになっていく。
二人から好意を寄せられるワタナベは・・・。
感想はですね、世界観が良く掴めないところが多かったです。
なぜキズキが自殺しなければならないのかということがわからず、終盤で知るまで話が破綻しているのではと思ってしまいました。
それは、キズキと直子が愛し合っていたにもかかわらず、できるはずのことができなかったからなんですね(リアルに書いちゃうとマズイので自粛)。
この映画は
R指定(PG-12)なんですが、性交シーンが劇中に何度も出てきて驚きましたよ。
また、卑猥なセリフもバンバン出てきます。
なかなか映画化されなかったと言う理由が何となくわかりました。
緑の「私が今、何をしたがっているかわかる?」のセリフのあとに来る話も、なんだか凄かった。
そのシーンは色々と想像を掻き立てられますねえ。
こういったのは、公共の場では慎むべき。
以前家に上巻があったのですが、いつの間にか無くなってました。
読もうかとおもったんだけど、処分されちゃったんだな。
この作品は一部の劇場でデジタル上映を実施しているとのこと。
T-ジョイ長岡に行ったのですが、デジタルで行われていました。
キャスト
ワタナベ - 松山ケンイチ
直子 - 菊地凛子
小林緑 - 水原希子
キズキ - 高良健吾
永沢 - 玉山鉄二
レイコ - 霧島れいか
突撃隊 - 柄本時生
ハツミ - 初音映莉子
大学教授 - 糸井重里
レコード店店長 - 細野晴臣
阿美寮門番 - 高橋幸宏
映画|ノルウェイの森
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てのひらの
ノルウェイの森
主題歌はザ・
ビートルズの
ノルウェーの森
Norwegian Wood (This Bird Has Flown) -
The Beatles 1962–1966 (The Red Album)
DVDとブルーレイ
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