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不毛地帯 第十九話

本日が最終回。

綿花相場で負けが続いている近畿商事社長大門一三(原田芳雄)。

そこで進退伺いを出す綿花部長の伊原。

進退伺いを出させたのは副社長の壱岐正(唐沢寿明)ではないかというのが、大半の見方だ。

サルベスタン鉱区の第5井の石油が未だに出ず、暴噴を引き起こしていた。

何とか暴噴は収まり採掘は続けられた。

しかし、泥水しか出なかった。

オリオンオイル社のリーガン社長は時間とコストを費やしているとして発破を仕掛けることを提案する。

近畿商事の兵頭(竹野内豊)は選択に迷うが、その提案を受け入れる事にした。

結果、石油が噴出し5号井から生産される事になった。

石油が出たことにより、近畿商事は国益に叶った功績をたたえられ、記者会見で社長と副社長がそれって出席する。

その様子を目の当たりにしたタクボ工業社長の里井(岸部一徳)は、受け入れていた復帰話を白紙にする事を決めたようだ。

以前、壱岐正を追い出すために大門が要請していたのだが、壱岐に勝つなど出来ない事を悟ったらしい。

石油が出たことで壱岐は、毎朝新聞の記者田原(阿部サダヲ)にある記事を書かせるようリークする。

それは、近畿商事が綿花市場で損失が出ていることだ。

里井は社長室を訪れ、副社長復帰話を断ってしまう。

やはり、損失が新聞に出たことが大きかったのかもしれない。

社長は壱岐正に負けたのだと、社長に話し出てしまった。

近畿商事大阪本社に入る壱岐、社長に対して進退について再度伺う。

社長を退陣させるにはそれなりの覚悟があるようで、彼は自分の辞職届を差し出す。

続いて、会社は個人が動くものではなく、今は組織で動いているものだ、すでに後輩が育っているとも話した。

その言葉に大門社長は、自ら相談役に退くことに決めた。

緊急の役員会が開かれた。

大門社長が開口一番、社長を辞任すると提案してきた。

そうすると、役員からは壱岐副社長が社長に昇進するのかと思った。

続いて社長は、壱岐も辞任する事を明らかにした。

これで、大門社長と壱岐による体制が終わりを告げた。

壱岐は亡くなった朔風会会長で元陸軍大将の谷川(橋爪功)の意志を継ぎ、シベリア抑留者の遺体移送作業を携わる事になった。

舞鶴の石碑に花を手向け、谷川に報告する。

早速、壱岐は秋津千里(小雪)の元を訪れ、シベリアに向かうと話す。

すると、「壱岐さんはいつも勝手な人。でも待ってます。」と言い、ふたりは再び別れた。

シベリアに入った壱岐

ちゃんとした碑が立ってなく、遺体が埋葬されているところにはただ一本の木の棒が立っているだけ。


6ヵ月に渡って放送された不毛地帯

ここ2,3回は急展開しすぎて追うのが大変でした。

なんだか、予定より早く終了することになったのでしょうか。

不毛地帯 - フジテレビ


木曜劇場枠の次のクールはTwitterをテーマとした『素直になれなくて』です。