昨日の記事において、ドコモのパケット定額サービスを『パケ・ホーダイダブル』に契約変更したことをお伝えしました。
モバイルで利用することを想定された128K通信ですが、カーナビの通信で利用したいので、設定を手動で試みました。
まずはFOMAの設定。
接続させるために、ドコモコネクションマネージャ(Ver.3.1.2)を使って設定させます。
画像はすでに設定済みであり、一部は省略してあります。
ドコモのページを読んでみると、128K通信はドコモのプロバイダであるmopera Uの契約が必要であること。
契約をしないで通信をすると上限料金の13650円(税込)が掛かってしまうらしいので(こちらはもっと確認する必要がありますが)、税込315円のライトプランにしました。
従量制のプラン何ですけれども、定額である128k通信でも利用できるとのことです。
mopera Uの契約を行ったあと、128k通信を利用する設定を行います。
設定メニューから接続先の設定の項目を選択して、パケット(従量)のアクセスポイントの追加を行います。
[パケット(従量)アクセスポイントの追加・編集]の一覧からISPを選択して追加するにチェックをして次のボタンをクリック。
「mopera U 128K通信(APN名:mpr.ex-pkt.net)」を選択して設定を終了します。
自分が使用しているP905iはHIGH-SPEED対応FOMAですが、下りが3.6MbpsのHSDPAのみの対応で、上りが高速なHSUPAに対応していないので[アップロードの最適化]にチェックしてはいけません。
接続機器選択で使用する機器のAPNを確認。
128k通信が4番目になっていました。
コントロールパネルにあるネットワーク接続のプロパティを開き、電話番号が[186*99***4#]であることを確認します。
電話番号を確認したのち、今度はサイバーナビ(パイオニア)で接続先の設定を行います。
詳しい方法については取扱説明書を確認してください。
メニューを表示させ、カーナビの通信接続設定の接続先をマニュアルに指定します。
電話番号をPCで確認した[186*99***4#]を入力します。
発信者通知番号の186をつけなくても通信はできましたが、念のために追加します。
mopera Uのユーザ名とパスワードも追加します。
あとプライマリDNSとセカンダリDNSも入力しますが、自分はプロバイダリストに入っていたmopera(mopera.ne.jp)接続から変更しただけなので変えていません。
設定が終了したら、スマートループの渋滞情報を入手してみます。
携帯の画面に[186.mpr.ex-pkt.net]が表示されました。
通信は384k通信ができるmoperaより確実に遅いことがわかります。
でも、無料通信分を使わなくて済むので助かります。
設定して初めてわかったことは、[*99***○#]の○の部分がCID番号であることです。
○番の番号がAPN先のドメインと連動しているのですね。
手動で設定するときは間違えてしまうと高額請求となってしまうため、慎重に行わないといけません。
あと、「パケ・ホーダイダブル」の他に「パケ・ホーダイ シンプル」の契約でも128K通信が可能となります。
追記 12/28
mopera UのユーザーIDやパスワードの入力について調べてみたところ、発信者番号(186)を追加していれば不要でもかまわないようです。
試しにカーナビでやってみたところ、通信できました。
追記 2010/1/5
本当ならすぐに書こうかと思っていたことですが・・・。
先月N-02Bを購入したのでカーナビからBluetooth接続を使ったのですが、通信がうまくいきませんでした。
1回目はうまくいくけれども、2回目以降から接続できないメッセージが表示されるのです。
何度も試しているけれども、うまくいきません。
追記 2011/10/19
128k通信は、受信時最大128kbps、送信時最大64kbpsの定額データ通信です。
説明が欠けていたので、補足です。
ASCII.jp:ドコモの新たな定額データ通信「128K通信」を使ってみた
設定方法|ドコモの定額データプラン対応のインターネット接続プロバイダ「mopera U (モペラユー)」
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