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不毛地帯 第一話

初回は2時間半 山崎豊子原作の『不毛地帯』が今日より始まりました。 過去にもドラマ化されていたとのことですが、今回は完全に描ききるそうです。 『白い巨塔』で財前教授役を演じた唐沢寿明が、再び主役を務めます。 ドラマ化は、TBSで放送された『華麗なる一族』以来でしょうか。 第二次世界大戦が終わり、日本が連合国側に降伏。 関東軍に対して降伏を促す事を任務に満州へ渡った壱岐正はソ連軍に拘束され、軍事裁判によりシベリア抑留と強制労働25年の刑に処せられます。 彼の任務は終わり大本営参謀へ帰るはずでしたが、負傷した兵を飛行機に乗せたことで壱岐の人生は大きく変わりました。 一時は極東軍事裁判東京裁判)のソ連側証人として出廷するために帰国しましたが、天皇に戦争責任があることは認めない秋津中将は証言を拒む目的で自殺。 ソ連は懐柔策をとり家族に面会させようとしましたが、これも拒み、結局は再び戻されます。 一人でも多くの人を日本に戻すことを信念にしていた壱岐でしたが、強制労働させられた人間は日を追う毎に命をおとしていきました。 その後、壱岐は11年に大阪に帰りました。 壱岐のいない間は、陸軍士官学校の同期で防衛庁に勤務している川又(柳葉敏郎)が家族の面倒を見ていました。 妻の佳子(和久井映見)の就職を斡旋したり、米を送ったりしたとのこと。 帰国後は壱岐防衛庁に誘いますが、家族を悲しませた過去からこれを固辞。 娘の直子(多部未華子)は父に対し、息子の誠(高橋平)は避けていると訴えました。 壱岐は家族を思い近畿商事に就職することになりました。 条件は、軍事的な仕事に関わらないこと。 しかし、防衛庁の次期戦闘機導入の競争に巻き込まれていくことになりそうな展開。 アメリカに渡航して次期戦闘機ラッキードF104の試験飛行を見学。 川又も実機を確認するために立ち会っていました。 F104の飛行はパイロットも好感触を得ていて、川又も上機嫌。 しかし、社長の大門一三と川又との酒宴の席で、ライバル社の東京商事に持って行かれそうになっている事を知ることになります。 東京商事の鮫島は防衛庁貝塚官房長(段田安則)に接触し、接待や多額の賄賂を贈り飛行実績の乏しい戦闘機を選定させるよう働きかけていました。 軍事的なことに関わりたくない壱岐は席を外しますが、他国からの侵攻から日本を守るため、または二度と戦争を起こしてはならないようにF104が必要で、どうか力をかしてほしいと説得。 壱岐は悩み抜いた末、社長に生糸部から航空機部へ配置換えを申し出ます。
10月24日には映画『沈まぬ太陽』も公開されます。 この時期は、山崎豊子氏の2作品が注目されるでしょう。 不毛地帯 - フジテレビ PCからのみ Amazon.co.jp: 山崎豊子: ホーム
不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))
新潮社
山崎 豊子

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