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不毛地帯 第二話

近畿商事東京支店の航空機部に配置換えを申し出た壱岐は。 次期戦闘機の選定競争に身を置くことになった壱岐正(唐沢寿明)は、戦闘機が政治家の利権とならないようにしなければならないことを信念として戦うことにした。 防衛庁に勤務していた小出宏(松重豊)を東京支社長里井達也(岸部一徳)から紹介され、彼の下で働くことになった。 壱岐家も大阪から東京に引っ越ししていて、新たな生活が始まっていた。 ある日、壱岐の元を毎朝新聞記者の田原秀雄(阿部サダヲ)が訪ねてきて、防衛庁を蹴って近畿商事に入ってきたのはラッキードを次期型戦闘機に推すためだと聞いてくる。 壱岐はその言葉に対し、ロサンゼルス出張時に始めて知ったことで、元々参謀だったコネを使わないことを約束して入社したと反論する。 田原を帰そうとすると、川又(柳葉敏郎)自身も西部航空方面隊に左遷されることを知らせた。 防衛庁の次期戦闘機選定は、やはりグラント社のスーパードラゴンF11となることが濃厚となっていた。 東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)が貝塚道生(段田安則)官房長をはじめとして総理派へ流れていて多額の資金提供を行っていて、G資金と呼ばれていた。 実績のあるラッキードF104を推す近畿商事は自由党の大川一郎(佐々木敏)へ働き掛け(官房長の証人喚問を依頼)を行うが、先んじて鮫島による工作が行われ隙がない。 しかも、川又が作成したF104の報告書は官房長によって握りつぶされ国防会議すら提出されず、このままではスーパードラゴンの選定となってしまう。 大門一三(原田芳雄)らはどうすることもできずにたが、この事態を打開するために壱岐に残された手段は国防会議メンバーの久松清蔵(伊東四朗経済企画庁長官の名前を出した。 壱岐は早速久松に会うことにし、東京商事のG資金のことやスーパードラゴンは試作機が2機しか作られていない事なども知らせた。 しかし、多額の資金が総理派に流れているせいか覆すのが難しく、G資金は国内ではなく海外の銀行を経由していることから解明は難しい事を明かす。 当時は外国へ資金を持ち出すのは厳しく制限されていて、スーパードラゴン1機分3億5千万円もの金が一度に移動することは考えられなかった。 そこで壱岐は東京商事からの資金の流れを調べ上げ、その結果を大蔵省に匿名で密告することにした。 鮫島と貝塚官房長が料亭で会食していると、国防会議が延期になった事を明かす。 そこへ電話がかかってきて、G資金の送金元となっていた銀行が大蔵省の調査が入ったと知らされた。 この一連の動きは近畿商事の仕業ではないかと思った鮫島は、壱岐がやったことではないかと思った。 大門社長はとても大喜びではあったが、今度はF104の価格を下げるためにどうしてもスーパードラゴンの見積書がないと行けないことがわかる。 しかし、防衛庁の極秘資料であるため入手などとうてい無理なこと。 そんなところへ小出が防衛庁のコネを使って資料を入手する事を壱岐に提案し、実行に移した。 小出に資料を渡したのは、芦田国雄(古田新太)。 防衛庁に10部しかない資料であるため、小井で派足がつかないように複写する。 その見返りとして芦田は住宅の頭金の提供を依頼する。 スーパードラゴンの見積書を手に入れた小出は壱岐に渡す。 何を行っているのかを知りたい小出に対して、壱岐は知らない方が良いと言い返される。 壱岐は兵頭信一良(竹野内豊)に誘われてクラブへ行くことになった。 すぐに帰りたかった壱岐だったが、浜中紅子(天海祐希)の言葉には断れなかった。 帰りが遅くなる旨の電話を家にしたところ、妻の佳子(和久井映見)から里井常務から何度も電話があったことを告げた。 壱岐は里井に電話すると、アメリカの空軍基地でF104が墜落したとの一報がラッキードから連絡が来たと知らせた。 この話は表沙汰にはなっていなかったが、すぐさまライバルの東京商事の鮫島に伝えられた。 鮫島は毎朝新聞記者の田原にF104には欠陥があると知らせる。
形勢逆転かと思いきや、わずかで一話で再逆転されてしまうなんて・・・。 世界を相手にする商社は朝夜を問わず、情報戦が繰り広げられていますね。 近畿商事はどうやって不利な状況を脱するのでしょうか? 不毛地帯 - フジテレビ Amazon.co.jp: 山崎豊子: ホーム
不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))
新潮社
山崎 豊子

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