新聞記者がみた事故はどういった感じだったのか。
映画「
クライマーズ・ハイ」を観に行きました。
ギャガコミュニケーションズと
東映が共同で配給しているので、
東映系のT・ジョイで鑑賞。
ワーナー・マイカルだと本数が少ないので、無難な方に・・・。
特集した番組を見たのですが、
原田眞人監督はクオリティやリアリティを追求したとのこと。
カメラの動きが激しかったですね。
ただ、時代にそぐわない箇所が見受けられましたけれども・・・。
主演の
堤真一は、
群馬県前橋市に本社をかまえる地元紙北関東新聞社の悠木和雅役。
1985年8月12日に
群馬県多野郡上野村の
御巣鷹山(実際には
高天原山)で起きた、羽田発大阪行きの
日航機
123便墜落事故に関する記事の全権に任命されます。
堺正人が演じる佐山達哉は警察担当の記者のようで、現場で惨状を伝えるなど重要な役を演じます。
尾野真千子は玉置千鶴子を演じ、工学部出身で大学の教授のつてを使って事故の原因を掴もうと動きます。
高嶋政伸は悠木の同僚の安西耿一郎役で、販売部配属されていますが・・・。
山崎努は社長の白河頼三を演じ、悠木に関することを知っている。
22年経った2007年に、
みなかみ町の山に登るシーンも絡めて映画は進行していました。
悠木と共に山に登っているのは、安西の息子の燐太郎。
どこかでみたことある顔だなと思ったら、
小澤征悦さんでしたね。
堺さんは、
NHK大河ドラマ「
篤姫」の
徳川家茂役として出演されて有名になりました。
昨日19日から公開の映画「
ジャージの二人」にも出演されています。
寺尾聰主演の映画にもなった小説「
半落ち」で有名な
横山秀夫氏。
彼は小説家になる前までは
群馬県の地元紙である
上毛新聞社に勤めていて、記者として活躍されていました。
この小説はフィクションですが、どこかに本当の話もあるのでしょうか。
この映画は全体的に良かったです。
あとは、もうちょっと伏線に触れて欲しかったかも。
映画『クライマーズ・ハイ』公式サイト
横山秀夫原作の本。
NHKが放送したテレビドラマ版。