大河ドラマ「風林火山」第49回

遂に激突へ。第49回　死闘川中島雨降る9月9日の夜、山本勘助（内野聖陽）は策を練っていた。馬場（高橋和也）と共に、武田信玄（市川亀治郎）に進言する。そこで勘助は妻女山に本隊を張る上杉の本隊を攻め、残りの兵で挟み撃ちをすることにすることにした。それは、おふく（緑魔子）の言葉を信じていた。上杉の本陣にもおふくがやって来た。宇佐美定満（緒方拳）は川中島の天気はどうなるのかと聞いてくる。すると、勘助に告げたことと同じく「霧になる」と告げた。宇佐美は上杉政虎（Gackt）に対し、今こそ武田が動くときと進言する。すると、眼下に見える海津城は兵糧の支度がなされている様子がうかがい知れた。政虎は、霧の中で山を下ることを決める。海津城では、進言が妻女山に登る武将を決めた。真田幸隆（佐々木蔵之介）と香坂弾正らであった。真田と相木市兵衛（近藤芳正）が勘助と話す。また、信玄の弟の信繁が杯を酌み交わした。深夜、武田の別働隊が妻女山へ。また、上杉は本陣ごと山へ下り千曲川を渡っていた。別働隊が山頂へ向かうと、敵の姿は見えなかった。武田は物見を使わせていたが、上杉方によって斬られていた。すでに見破られていたのだ。妻女山での動きを知らないまま、武田の本隊は川中島に向かっていた。翌朝、信玄は上杉方が陣を張っていることを知らされる。勘助に「霧は味方にばかり有利とは限らない」と言った直後だった。信玄は勘助に陣形は何かと聞くと、車懸りの陣だと答えた。本陣を囲むように兵を回し、次々と新手を繰り出す陣だった。すぐに妻女山の別働隊を下山させるよう、鉄砲を放った。すると、別働隊は銃声に気づきすぐさま下山を始めた。山頂には上杉軍の旗と火が付いてあり、霧で気づかせるのを遅らせた。両軍が戦を始める。上杉に見破られたことを、勘助は信玄に謝罪する。しかし、信玄は武田家軍師であったらどう立て直したら良いかと聞く。妻女山へ多勢を繰り出してしまったために、兵が少ない武田は不利になっていく。鶴翼の陣が次第に乱れ始めていった。上杉も武田の少ない本陣は攻めることが出来ても、妻女山から降りてくる別働隊が来れば戦の状況が変わる。そこで、宇佐美はすぐに手を引くように政虎に進言する。信繁が敵陣へ向かうと、信玄に告げてきた。威勢良く向かう途中馬を止め、春日源之丞に身につけていた母衣を信豊に渡すように告げた。母衣が奪われることだけは、口惜しいと。信繁が来ると、上杉が一斉に襲ってきた。信繁を救おうと、かつての守り役だった諸角虎定（加藤武）も加勢。奮闘する信繁であったが、次々と槍で射抜かれる。それでも敵を退けるが、柿崎景家によって斬られ下馬してしまう。諸角も斬られて、命を取られた。武田は、信玄の弟の信繁と重臣の諸角を失った。

次週は、最終回「決戦川中島」。勘助が命を取られるところで終わるのでしょうか。そういえば、上越市の書店に立ち寄ったら、ガクトの写真集が売ってましたよ。出版元はやはりNHK出版(日本放送出版協会)で、あの風貌が人気で急遽発売されたのでしょうか。

Gackt 龍の化身

撮影野村誠一

発売日:2007-11-28

価格

今まであったイメージが良い意味で崩れた
Gacktさんのファンではないのですが、風林火山に出演されると聞いた時は「早く上杉が出る回が見たいなぁー」って思ってました。まぁ、それは実現したのですが、まさか写真集まで出されてたとは知りませんでした。さっそく、本屋で購入して拝見しましたが、歌手ではないGacktさんが載ってました。凛とした和のGacktさん。出来は素晴らしいです。写真家の技量もあって、日本固有の「間」が表現されています。この本を見て後悔するということはあまり無いと思いますよ。