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ガリレオ 最終回

湯川は、木島が仕掛けた事件の真相を明らかにできるか? 最終話 「爆ぜる(はぜる)-後編-」 木島征志郎(久米宏)は、湯川学(福山雅治)を自宅に招き入れた。 その前に、草薙俊平(北村一輝)から梅里尚彦(升毅)が医療機器メーカーの営業であるとの情報を得ていた。 調度その頃、内海薫(柴咲コウ)は帝都大学の研究室に来ていた。 そこには湯川の姿はなく、助手の栗林宏美渡辺いっけい)が衝撃波実験の後片付けをしているところだった。 木島邸にて、秘書の穂積京子(本上まなみ)がコーヒーを持ってきた。 重要な話なので、木島は穂積に席を外すようにと言う。 一連の事件について、湯川は木島と殺害された二人のことについて切り出す。 龍仁湖であった爆発事故と、藤川が木島邸前で口論になったことを。 一方、栗林は内海に木島のことを話し始める。 木島は原子力研究の権威で、今頃なら理工学部を取り仕切るくらいの人物であった。 しかし、95年にあった高速増殖炉でのナトリウム漏れ事故が発生してから帝都大学は原子力研究に消極的になっていったが、もう一つの理由で木島は大学を去らなければならなくなったのだ。 彼の周辺には噂が絶えなかったらしい。 木島の邸宅にて、湯川は2人が中性子線を浴びたものと思われる放射線同位体を体内組織から検出された事実を明かす。 電子線加速器を改良させれば、中性子を作り出すことができるとも。 今でも、木島はレッドマーキュリーの開発をしているのではないかと思ってるようだ。 栗林によると、ソ連が開発したレッドマーキュリーは中性子線を100%跳ね返す合金で、その金属があれば少量のプルトニウムがあれば立派な原子炉が作り出せるという。 でも、実際には誰も見たことがないとのこと。 過去に湯川は木島の研究に関わっていることも、栗林は明かした。 木島は、もう研究者ではないがあの金属は面白かったとはぐらかす発言をする。 湯川はシステムは欠陥で、あの研究で生まれてくるものは原子炉ではなく小型核爆弾だと反論。 「科学者は研究にのみ純粋であるべきだ」と、木島は湯川を諭す。 木島が大学を解雇された原因を、栗林は話し始めた。 誰かが告発したと言う。 告発者は湯川ではないかと、内海に告げる。 藤川と梅里が殺害されたことについて、湯川は木島が関わったのではないかと疑っていた。 しかし、木島はその時日本にいなかったので殺害はしていないと返す。 警察の捜査に何故協力しているのかと問われると、湯川は貝塚北署に知人がいると答える。 湯川は将来が期待されている学会のホープ。 木島とこれ以上関わるのは危険なので、内海に対して近づかないでほしいと頼まれる。 久しぶりに湯川と話ができてうれしかったと、木島。 更に湯川は殺害について問い、更に協力者がいるのではとも聞く。 「協力者」と言う言葉に木島は、評価はDであると告げる。 論理の展開があまりにもずさんすぎるので、もう一度レポートを書き直した方が良いときっぱり。 そこで、湯川はもう一度調べ直すことにする。 梅里の自宅から出てきた内海は、弓削(品川祐)に「ゾンビのデスマスク」ができた理由を話す。 雷によって電流がコード通って一瞬にて溶断し、衝撃波でアルミ板が顔を押しつけたことを。 しかし、弓削は話を聞こうとしない。 その時内海の携帯から着信が来るが、出ない。 湯川は諦めて切った。 KSメディカルエンジニアリングで社員から二人について聞く、弓削と内海。 藤川が退職した理由や、梅里が英語やセルビア語が堪能であったことなどが分かってきた。 しかし、二人が放射線被曝をしていることは誰も知らなかった。 手がかりが何もなく、弓削はトイレへ。 すると、内海の携帯に湯川からのメールが。 警察の取調室に、木島の姿があった。 弓削は、木島と藤川が言い争いをしていたことについて聞く。 すると、学術上の見解の相違だと答えた。 内海が危険な研究についての見解の相違ではないかと問いただすと、木島は内海が湯川の友達だと感じた。 湯川が内海に力を貸すのも当たり前なかわいらしいお嬢さんであると言い、何やら笑みを浮かべる。 木島は自宅へ戻ると、京子は録音していた湯川の声を聞いていた。 「レッドマーキュリーの開発を」という湯川の言葉を聞き、木島は心配性だなと。 警察で7回同じことを聞かれて、木島は疲れているようだ。 京子は研究に遅れが出ていることを詫びる。 仕方ないと木島は言うが、時間の無駄ではないかと自分を問い詰めているかのようだった。 内海が署を出ると、湯川がいた。 湯川は何故電話に出ないのかという理由を聞かれると、内海はこう答えた。 「湯川先生は何も悪くはありません。わたし反省したんです。いつの間にか先生に頼るのが当たり前になっちゃってたんだって。わたしは刑事として怠慢でした。」 湯川はそんなことはないと言うが、本当は迷惑していたのではと聞く。 否定するけれども、内海はそうだと言い続ける。 二人は別々で謎を解明することにした。 明くる日、子供が穂積京子が銃を持ちながら死んでいた。 弓削によると、遺書には藤川と梅里殺しに関わっていたことが書かれていたらしい。 内海は信じられない表情をする。 帝都大学の研究室では、実験の準備が進められていた。 しかし、湯川の視線が向いていない。 準備ができた事を栗林が知らせるが、湯川はやめにしましょうと言い残し、突然ランニングを始める。 学生らが理由を聞くと、走ることで脳細胞をリフレッシュさせたいようだ。 「今度の相手は実に手強いからね。」と言う言葉に栗林は止めにかかる。 けれども、湯川は研究室を後にする。 栗林は白衣を脱いでやけになる。 遺書の内容に納得できない内海は、捜査本部のある部屋から出る。 弓削は止めにかかる。 しかし、穂積の犯行だけでは謎が解明されない。 分からないからこそ、調べる必要があると説き伏せる。 諦めたのか、弓削は一人で調べさせることに納得したようだ。 研究室に戻ってきた栗林。 彼は龍仁湖に行ってきて、爆発についての証拠集めをしてきた。 湯川が警察の捜査をするのはおかしいけど、早く解明してもらわないと困る。 こういうときは止まらないので手伝うしかないと、助手の栗林は学生たちにもお願いする。 内海は、城ノ内桜子(真矢みき)の所へ。 藤川の留守番電話のメッセージが気にかかることを言う。 すると、桜子は科捜研の音響研究所へ行くように勧められる。 湯川は、研究室で推測を立てていた。 龍仁湖での爆発はアルカリ金属と水が反応して起きたものと推測していた。 金属ナトリウムだと爆発時の色が似ているのだが、量が合わなくてボートに乗りきらない。 未知の金属が使われてのではないかと。 すると、草薙から電話が。 梅里の正体が分かり、旧ユーゴの商社に勤めていて、辞めてからは武器商人になっていたことを知らされる。 送られてきたメールには、梅里の顔が添付されていた。 科捜研に来た内海。 いきなりテープを持ってきて、藤川の声を調べてほしいと依頼する。 湯川は、何故殺されたのか、未知なる合金は何なのか、と問い詰めた。 色々と思案していく中で、木島との会話を思い出す。 協力者がいるのでなく藤川が木島と梅里を殺そうとしたのかと考えると、写真にはあるものが見えて湯川は推測を立て始めた。 湯川は、爆発にはSUPER NaKと呼ばれる合金が使われたと言う。 核反応の冷却に使われるそうだ。 開発中である金属を藤川は完成させていていることから、湯川も実証してみようと学生らに話す。 内海は科捜研に呼ばれた。 留守番電話のメッセージは、あらかじめサンプリングされた声をを組み合わせて作られたことが明らかになった。 また、湯川も爆発の謎を解明していた。 録音メッセージが仕掛けられたことが分かり、捜査は一からやり直しになった。 草薙はクリスマスイブだからだろうか、内海をいつもより早めに帰らせた。 家路に帰る途中、湯川から電話がかかってきた。 研究室に来てほしいとの話であったが、しかし、それは木島があらかじめサンプリングしていた声であることも知らずに・・・。 湯川が研究室に入ると、木島の姿があった。 木島から呼び出されていたのだ。 湯川は、木島のトリックの全容を解き明かし始める。 木島が二人を殺そうとしたのでなく、藤川がSUPER NaKを使って殺そうと計画したのではないかということを話し始める。 梅里の正体を知ってしまったので、まずは彼を龍仁湖で爆死させた。 そのあと「木島に対して核兵器の開発をしているのではないか」と問いただしていることを目撃されていることから、刺し違える覚悟で臨んでいたのではないか。 しかし、彼は射殺されてしまった。 死体はすぐには遺棄されず、当日から数日経ってからと推測。 遅くとも10月19日よりも前であると言うと、根拠はどこにあるのかと木島。 10月19日には雷が発生しており、その落雷によって生じた衝撃波がアルミ板を藤川の顔に押しつけられた型が偶然発見された、と明かす。 木島が海外出張で不在だったとき、バイク好きだった藤川が生きているアリバイ工作は、穂積京子が仕掛けていた。 留守番電話のメッセージも、サンプリングされた偽の声で作り出して仕掛けていた。 木島は安心して研究を続けるために、京子に罪を着せて自殺したかのように見せかけて射殺した。 木島は、湯川の推測を見事だと評価した。 しかし、木島は穂積を殺していなかった。 犠牲を払ってまで研究するのは、人類に有意義なものだからだと木島は言う。 続けて、木島は二人が中性子線を浴びたことを語り始める。 この研究に理解をしていたのは京子だけだったかもしれない、また研究への熱意は彼女のきたいに応えるためにあったかもしれない、そのことが京子をしに追いやったのだと、湯川は断言する。 京子がいなくなり、独りになった木島は嫉妬しているという。 すると、彼はあるものを湯川に見せる。 それは、「レッドマーキュリー」だった。 しかも内海が縛られていて、解除されないと解くことができない。 爆発の威力は東京の半分を壊滅できるほどであるという。 木島は解き方が7854通りあり、答えはただ一つ。 制限時間は12時までで、残りはあと3時間。 設計図を渡して、「クリスマスプレゼント」だと言った。 木島は湯川に何か言い残したのはあるかと聞かれると、「藤川を穂積京子に殺させたのですか。引き金を引いたのは彼女ですね?(中略)そして今ここに爆弾を設置したのはすべての罪を僕にかぶせるためです。この期に及んであなたはまだ逃げようとしている。責任を取れない人間は科学者であってはならない!あなたに未来を作る資格はない。」と話す。 その言葉に、「ならば実証してみたまえ。君の力で未来をつくることができるのかどうか。」と言い残し研究室を去った。 ため息をつく湯川は、設計図を見ながら「厄介だな」とつぶやく。 お湯を沸かしていたので火を消すと、内海の口に縛ってあった布をほどく。 すると、内海は何故木島を捕まえないのかと責める。 湯川は、彼は遠隔起爆装置を持っている可能性を指摘し、ほかの人間が来ると集中して解体作業が行えないと答えた。 爆発するので全員を避難させるよう、促す内海。 当の湯川は、コーヒーを飲んで落ち着こうとしている。 コーヒーを飲んだ湯川は、設計図を解読し始めた。 内海は湯川に逃げてと泣き叫ぶが、逆に彼女を死なせたくないと思っている。 2時間52分になり、湯川は解除作業を始めた。 木島は自宅に戻り、二人分のワインをグラスに注いだ。 湯川は黒板に”7854”と書き、2,3,7,11,17と下に書く。 何を書いているのか分からない内海に、素因数分解のことを説明。 7854通りだと木島は言っていたが、実は最大で5通り(5つの素数が出てきたから)だと明かす。 内海は、何となく納得したようだ。 次に工具ボックスを持ってきて、爆弾を解体し始める。 東京の半分が壊滅するのがスリリングだと言うと、内海が「やっぱり逃げて。」と再考を促す。 まだ言うかと湯川に対し、「だってこんな複雑な。普通爆弾って青と赤のコードどっちか切ればいいのに。」と不安がる。 アニメの見過ぎたと、湯川は耳を貸さない。 ふたを開け、配線が見えてきた。 2本の電線をテスタで調べ電流が流れていることを確認し、冷却ガスを吹きかける。 すると、ファンが止まり電流が流れなくなった。 画面上の配線も一部が消えた。 2時間14分前(21時46分)、湯川は過去を話し始める。 木島を告発したのは彼ではなく、当時の助手だったことを明かした。 木島の考え方を否定しながらその研究に全身全霊をかけていた姿を見て取り上げることはできなかった。 湯川は木島と同じだというと、内海は違うと否定。 今度は箱をあけて、基盤を取り出す。 設計図を内海に持たせ、電子部品の半田を一つずつ丁寧に吸い取る。 部品を基盤から外すと、画面の配線が消えた。 すると、別の画面が立ち上がった。 グラフ理論を使ったシミュレーションで、起爆コードの解読をコンピュータと競わせるようだ。 すぐにキーボードを打ち始める。 23時11分が過ぎ、解読がコンピュータに勝った。 画面から、また配線が消えた。 次は、反対から数列が映し出された。 湯川は内海を黙らせ、画面に集中する。 「連続する2項の比が黄金率に収束していく。フィポナッチ数列。」とわかり、自分のPCで解き始める。 23時32分が過ぎ、湯川の手が止まった。 トラップが仕掛けられていていると推測。 「このアルゴリズムを用いた数値からは一見すると依存傾向は同じだが異なるイニシャルコンディションによって変化が生じている。例えばこの数列の数番目の数に対してインデックスをフォートするような剰余をとると全て1に等しくなるんだ。これはフィボナッチ数列に見せかけたリュか数列だ。1876年フランスの数学者エドゥアール・リュカはこれらの数列を用いて2のn乗マイナス1が素数であるかどうか・・・。」と話し続けた。 時間が残されてないのにも関わらず湯川のながい説明に、内海は「もういいです!分かりました。続けてください。」と話を止めさせた。 すると、すぐに解読を再開。 答えが分かり、数字を入力。 すると配線が消え、レッドマーキュリー本体のねじが見えた。 残り12分、これからだと湯川。 ドライバーでねじを取る湯川。 内海は焦りからか、急いでと迫る。 木島は、京子が爆発する瞬間を待ちかねていると思っているようだ。 ふたが取れた瞬間、湯川は本体の構造に驚く。 「さっきの言葉は撤回しよう。やっぱりアニメも見ておくべきだった。」 青と赤と黒のコードがあり、いずれかを切断しないと解除される仕組みになっていた。 あと1分を切る。 湯川は配線を見るが、分からないと言う。 「どっちを切ればいいのかさっぱり分からない」と解除作業をあきらめ、最後は内海の勘を頼ることにする。 「君の好きな色は?」 「へっ?」 内海はピンクと答える。 その言葉を信じた湯川はコードを探し出し、切断した。 0時(12月25日)が過ぎた。 木島が仕掛けたレッドマーキュリーは爆発しなかった。 時計の秒針を確かめ、窓の外を眺める木島。 解除に成功し、内海の拘束が解かれた。 「終了だ。君の勘は超常現象だ。常識では考えられない。」 黒いコードの中にピンクのコードが隠れていた。 湯川は内海の体につけられていた金具を外し、自由にさせた。 「ひどいクリスマスでしたね。」 「そうだな。」 「そういえば以前君は僕にサンタクロースを信じていたかどうかについて極めて非論理的な・・・」 「先生。その話は今しなければなりませんか?」 「いや。」 「じゃあまた今度。」 「そうだな。また今度にしよう。」 内海は疲れからか、泣きながら湯川の体にしがみつく。 実験室では、風洞で空気の流れを見せ、風船を浮遊させる講義が行われていた。 「ベルヌーイの法則」の説明をしている途中で部屋が明るくなり、栗林が不機嫌になる。 そこへ、内海が捜査の協力を仰ぎにやって来た。 湯川はもう頼らないはずであったが、内海は「そんなことは気にするなと」言っていたことを覚えていて、事件の特異性を話し続ける。 男がマンションの45階の窓から飛び降りて、空中に浮かんで煙のように消えていった。 栗林が絶対にありえないと否定すると、ありえないと何故言い切れるのかと反論する湯川。 空中浮遊に興味を抱き、「実に面白い。」と快諾する。
録画したものを何度も見ながら書いていたら日付がかわり、夜から再開して22時前までかかってしまいました。 爆弾には難しい仕掛けが施されていたのに、最後は単純かつ失敗は許されない。 結局、論理的な展開で解いていった湯川は分からず、内海薫の手助けで難を逃れました。 ガリレオ - フジテレビ トラックバックいただきました。 ガリレオ 最終話「爆ぜる(はぜる)-後編」 感想 まったり感想日記 モバイル向け商品リンク 探偵ガリレオ PC向け商品リンク
発売日:2007-11-21
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すごいすごいーーー
 福山さんとかカンさんがつくる曲ってなんだかアメリカにいたときの海辺のコテージでつくっているみたいで、とてもきにいっています。 11/21までのおあずけーーーワン!とにかくみなさん買いにゆきましょうね。 here we goーー!!!
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発売日:2007-11-21
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KOH+最高ですね!
初めて聞いたときまさに福山ワールド炸裂って感じで・・すぐに好きになりました。ドラマカリレオの主題歌でもある今作はドラマの雰囲気とすごくマッチしていてアップテンポで盛り上がれるしとてもいい曲でした。あと欲を言えば、ジャケットデザインに写真を入れてほしかったことくらいでしょうか・とのもかくにも、今年の秋から冬にかけてロングヒットを飛ばしそうですね。
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容疑者Xの献身は、来秋公開予定。 福山「湯川」で越年、ドラマから映画へ(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
福山「湯川」で越年、ドラマから映画へ 12月17日9時47分配信 日刊スポーツ  「湯川学のまま、新年を迎えます」。平均視聴率22・2%を記録するフジテレビ系人気ドラマ「ガリレオ」(午後9時)が今日17日、最終回を迎える。主演の福山雅治(38)は収録期間中、演じた天才物理学者湯川学のキャラクターの強烈な個性や、台本20ページにも及ぶ事件解決シーンの長ゼリフと格闘。劇場版の撮影が来年早々から待っているため、体に染み込ませた「湯川学」を手放すことなく年を越す。ドラマ版クランクアップ直後の福山に聞いた。  クランクアップは都内のスタジオで迎えた。前日昼すぎから始まった収録は、気がつけば翌日夕方まで26時間続いた。ラストカットの「OK!」を聞いた福山はスタッフと充実感を分かち合いながら、緊張感が緩まない自分に気付いた。来秋公開の劇場版の撮影が来年1月から始まる。「気持ちを切ることができないんですよ。このまま年を越すことになりますね」。  演じた天才物理学者の湯川は「実に面白い」「実に興味深い」とクールにつぶやきながら、次々と難事件を解決したが、福山にとって役作りは手ごわかった。「話し方、身ぶり、リアクション…、とにかく変わっている人ですから」。共演者より1カ月早くリハーサルを開始。丁寧にじっくりつくり上げた人物像は収録が進むに連れて「体に染み込んでいった感じです」。  事件解決シーンでは台本10~20ページ分の長ゼリフを頭にたたき込む。「集中力を保ち続けなければできない作業。中学、高校、大学と部活を続けてきた人が、就職して急にスポーツをやめると鈍ってしまうでしょ。同じようにテンションや集中力をキープしていないと『湯川』を演じられなくなってしまいそうで」。  4年半ぶりの俳優復帰作にして、フジテレビドラマの看板枠「ゲツク」作品。「逃げ場のないプレッシャーも感じましたが、期待されることって刺激になる。やりがいにつながった。思う存分楽しんで、精いっぱいやって、その結果支持されず、ダメだったらもう仕方がない。それで(自分に)声が掛からなくなるでしょうけど(笑い)」。  ドラマ離れがささやかれる中で「ガリレオ」は20%以上の高視聴率をキープ。“国民的行事”だった野球の北京五輪アジア最終予選と同時間帯でも19・9%と高い数字を維持した。「自信と確信を持ってチャレンジできる励みになりました。それでも上品な現場ですから(笑い)。浮かれることなく逆に期待に応えられるようにと引き締まりました」。  劇場版は、作家東野圭吾氏の物理学者湯川シリーズの第3章で直木賞受賞作「容疑者Xの献身」が原作。「キャラクターがドラマより面白くなっている、新鮮に感じると言ってもらえるよう、これから練り上げていきたい」。「俳優」のスイッチは当分切れそうにない。 最終更新:12月17日9時47分
東野 圭吾
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引き込まれた
探偵ガリレオ」「予知夢」を読んだあとに読んだ。個人的に、「容疑者X」を読む順番はこの2冊を読んだあとでよかったと思う。電車の中で読んでいたにもかかわらず、最後の種明かしの場面で、驚きのあまり思わず「えっ!」と声をあげてしまった。自分が予想していたトリックが全て裏切られた。そうくるかー。ミステリーが面白いというだけではなくて、読み終わったあとに「命の重み」や「愛情とは?」ということも考えさせられる。久々にハマった本。これがどう映画化されるかが非常に楽しみ。「探偵ガリレオ」の湯川は福山雅治のイメージとはちょっと違う気がしたけど、「容疑者X」の湯川は福山ではまる気がした。でも、石神役の方が難しいかも・・・
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