NHKから事情聴取を受けてのことでしょうか。
紅白における女性の裸をもしたボディースーツ問題を受けたどうかは分かりませんが、DJ OZMAの「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」は年明けのチャートで再び急上昇。
かなりインパクトがあったようです。
NHKがDJ OZMAに事情聴取デイリースポーツonline
NHKがDJ OZMAに事情聴取NHKが昨年の紅白歌合戦で抗議殺到の過激パフォーマンスを演じたDJ OZMAの関係者を9日、事情聴取した。女性ダンサーが裸と見間違えるボディースーツを着るに至った経緯、詳細をOZMAの所属事務所、所属レコード会社から聴いたもの。NHK側はこの情報を基に10日にも問題に関する見解を発表する予定。翌11日には、橋本元一会長(63)が定例会見で詳細を説明する。
年末年始に騒動を巻き起こした“DJ OZMA問題”に一応の幕引きがされることになった。本番のステージに裸と見間違うボディースーツを着込んだ女性ダンサーが登場し、直後からNHKには抗議電話が殺到。その数は計750本に及んだが、NHK側は「リハーサル時には水着を着ていたので、(過激な演出は)知らなかった」とするなど、問題の真相はやぶの中だった。
NHK側は年明け早々から“真相究明”に着手し、本番のステージにかかわったメンバーらから情報収集。そして、ついにこの日はDJOZMAの所属事務所、所属レコード会社から事情を聴くに至った。11日の定例会見で、あらゆる疑問に答えるためでもある。
NHK側は「11日の会見ですべてお答えできるように準備は進めています。チーフプロデューサーへ何でああいうことになったのか、そしてオズマさん側にも話を聞いています」という。
通常は約1時間の会見も今回だけは“時間無制限”。「こちら側としては記者のみなさまからの質問を途中で打ち切ったりすることはありません」と真摯(しんし)に対応する姿勢を見せた。
11日の定例会見に先立ち、視聴者を一刻も早く納得させるため、問題に対する見解を10日にも発表する予定だという。年末年始の日本に大騒動を巻き起こした“紅白OZMA問題”の真相が明らかになる。
OZMA、NHKに謝罪…「視聴者に不快な思い」-エンタメニュース:イザ!
OZMA、NHKに謝罪…「視聴者に不快な思い」昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場したDJ OZMAが出演中、女性ダンサーが上半身裸になったような演出をした問題で、所属事務所と所属レコード会社が10日、東京都渋谷区のNHKを訪れ、事情を説明した書面を提出した。
所属レコード会社によると、OZMA側は9日にも同局を訪れてボディースーツを使った演出に至った経緯を説明。10日の書面では事実関係を改めて説明した上で、「騒動を意図したわけではないが、(NHK側に)断りなしの演出で視聴者に不快な思いをさせてしまった点は申し訳なく思っている」と“一部謝罪”する旨の文書を提出したという。
11日には同局の橋本元一会長(63)が定例会見を行う。その場でOZMA問題の詳細を説明することになりそうだ。
渦中のOZMAは今週から都内で新曲のレコーディングを開始。所属レコード会社によると、OZMA本人が騒動についてコメントすることはないという。
しかし、“同一人物”とされる氣志團の綾小路翔は、7日更新のブログで「モラルは大事だね。でも自分の気持ちは自分の気持ち。もしも君が本当に真実を知りたいのならば、君自身が直接見たもの、触れたもの、感じたもの、それ以外のすべてを信じないことだぜ」(一部抜粋)と綴っている。
同局には番組放送中から電話が殺到、これまで1000件を超える苦情が寄せられている。
DJ OZMAが昨年大晦日に放送された第57回NHK紅白歌合戦やらかしたボディースーツ問題は、まだ尾を引いているみたいですね。
デイリースポーツによると、昨日所属レコード会社(東芝EMI)や事務所などの関係者を呼んで、謝罪の文章とともに説明を受けたそうです。
この事情聴取は長時間に及んだとのこと。
本日行われる橋本元一会長の定例会見に向けて、何が何でも真相を究明しなければいけないみたい。
でも、呼んだNHKがそんな演出になることを知らずに放送した事の方がよっぽど良くないと感じるのですが・・・。
結局は、喧嘩両成敗かな。
イザ!で取り上げられた氣志團のブログ。
追記 1/12
アゲ♂アゲ♂ならず…OZMA、NHKから“追放” 会長「使いにくい状況」-エンタメニュースイザ!
アゲ♂アゲ♂ならず…OZMA、NHKから“追放” 会長「使いにくい状況」昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で過激“全裸”パフォーマンスを行ったDJ OZMAに対し、NHKの橋本元一会長(63)は11日の定例会見で、「現場では使いにくい状況はあると思う」との表現で、事実上の“出演禁止”を申し渡した。また、これまで口頭で行っていた出演交渉時の取り決めを、今後は明文化し「覚書」を交わす対策を検討中。OZMA個人の“暴走”が、同局の音楽番組に出演する他のアーティストにも波及した。
「視聴者の期待を損ね、不快の念を与えるシーンがあったことは大変申し訳ない気持ちです」
東京都渋谷区の同局で行われた橋本会長の定例会見は、“OZMA問題”の答弁に終始した。
同席した制作局第二制作センター長の船越雄一氏によると、OZMAは昨年、同局の音楽番組に9回出演。うち2回で「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」を披露したが、いずれも普通の衣装。「放送上、ふさわしい衣装を知っていると思っていた」とした上で、「詰めが甘かった点、信頼関係が十分できていなかった点は反省したい」と付け加えた。
同氏はOZMAの所属レコード会社と所属事務所が10日に連名で提出した謝罪文を読み上げたが、そこにOZMAの署名はなし。本人の心境はいまだうかがいしれないが、30日の最終リハーサル後、「インパクトが足りない」「サプライズが足りない」と漏らしていたという。
そして大みそかの本番で飛び出した驚愕のパフォーマンス…。「何だ、これは」。演出担当は当日、OZMAの後で踊る女性ダンサーの衣装を見て真っ青になった。12月30日の最終リハーサルで見た水着はどこへ。飛び出して来たのは限りなく裸に見える、WAHAHA本舗から借りた精巧なボディースーツだった。
きわどいパフォーマンスが売りで、事前に「出演をNHKに後悔させてやる」と宣言していただけに、“公約”を果たさねばとの思いが、過激演出につながったのか…。
橋本会長は、「色々な表現方法がその時代とともにあり、それを封じ込めてはいけない」とアーティスト・OZMAをフォロー。「出演禁止」という明言を避け、「謝罪以上のものを求めることはない」としたが、「現場では使いにくい状況とは思う」と、OZMAに対して怒り心頭の制作現場の胸中を代弁。事実上、当面は出演の機会がないことを示した。OZMAと同一人物の綾小路翔がボーカルのバンド、氣志團の処遇も同じ。
NHKは今後の対策として、〔1〕生放送の歌番組に関し、所属事務所と「放送上ふさわしくない演出はやらない」という覚書を交わす〔2〕カメラアングルの切り替えなどに関するマニュアルを作る、など2点を挙げた。
覚書が、アーティストの個性溢れる自由なパフォーマンスを阻み、萎縮させたり、今年の紅白の出演交渉に影響を与える可能性もある。もはや、OZMA個人の問題とはいえなくなってきた。
◇
◆DJ OZMAの所属レコード会社「東芝EMI」と所属事務所が10日にNHKに提出した謝罪文全文
「衣装の内容変更を事前に番組制作側に知らせることなくパフォーマンスを行ったことと視聴者からの反響により、多大な迷惑をかけたことをお詫びする。そして、裸と見まごうボディースーツを見ることで不愉快な思いをされた視聴者の皆様にお詫びする」
★「紅白」米国3局は別の映像を流す
NHKは米国のロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイの3地域の地上波放送局に「紅白」を販売した。これら3局は、独自の判断で問題のシーンについて“フタかぶせ”といわれる別の映像をかぶせて流し、対応したという。
★午後7時のニュースでも
DJ OZMA問題についてNHKは、この日の午後7時のニュースでも報道するという異例の対応を行った。DJ OZMAの所属レコード会社などがNHKに謝罪したことや今後の再発防止策などについて視聴者に説明した。
★視聴者の苦情電話に肯定的意見なし
同局によると、この問題で大みそかから今月10日までに視聴者コールセンターに寄せられた電話は1796件。ほとんどが“全裸”への苦情で、肯定的なものはなかったという。
★ギャラは未払い…「これから検討」
気になるのが、DJ OZMAの紅白出演料。支払いはまだといい、「予定通りにギャラを支払うのか」との質問には、「それを含めてこれから検討します」(船越氏)とした。
★受信料引き下げ「厳しい」
橋本会長は定例会見で、菅義偉総務相が表明した平成20年度からの受信料値下げ案について「現実問題からすれば大変厳しい状況だ」と現段階での値下げに否定的な見解を示した。菅総務相は10日、受信料を20年度から2割前後値下げすることを前提に、支払いを義務化する放送法改正案を今月下旬からの通常国会に提出する方針を表明。値下げされれば、地上波カラー契約で月額1345円(口座振り替え)が1000~1100円程度になる。
やはり、NHKの番組から締め出されるそうです。
これで終わりですか。
下記のリンクに、橋本会長のコメントが載っております。
DJ OZMAさんに関する経緯について-NHK INFORMATION「NHKトップトーク(会長 2007/1/11)」
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